2010-02-08

映画「アバター」考

先日、遅ればせながら3D映画「アバター」を観てきました。

CGや特撮といった技術面の素晴らしさもさることながら、
ストーリーやキャラクター設定には深く考えさせられました。

なぜなら、「アバター」の舞台・惑星パンドラで起こったことは、
たった今、地球上でも同じことが起きているから。

例えば、惑星パンドラをアマゾン熱帯雨林、ナヴィ族を先住民、
希少物質アンオブタニウムを石油に置き換えてみたら、
そっくり同じと言えそうです。その証拠に、チェンジ・ザ・ドリーム 
シンポジウムの映像には、映画とそっくりの場面が出てきます。

人間はナヴィ族のような美しさ、素晴らしさ、賢さと同時に、
醜さ、強欲さ、愚かさを持っている存在です。

自然と共生し、仲間とも調和しあって暮らすこともできるし、
自分以外のものを搾取、破壊の対象とすることもできるのです。

では、そのどちらを選んで生きるのか?

政治家や企業など誰か他のエライ人が決めてくれるのを
待つのではなく、私たちは自分で選択することで、
どちらかを決められるのです。

今まさに、私たちは選択の岐路に立たされています。

さて、あなたなら、どちらを選びますか?





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